飼い主様曰く、「最近歳のせいで少し食欲が減ったかな」とのことでした。
「大型犬ですし、お腹のエコーだけでもやってあげましょう」とお伝えし、
エコー検査を実施しました。
その結果、脾臓に7cm大の大きな出来物が見つかりました。
血液検査により炎症の数値も高くなっていたため、
食欲が減っていたのは歳のせいではなく
脾臓の出来物のせいだと考えられました。
このまま放置すると更に大きくなってしまい、最悪の場合出来物が破裂して
大変なことになってしまうので、手術で脾臓を摘出しました。
退院後は本来の食欲に戻り、退院サポートを喜んで食べてくれ、
ラブラドールらしい「がっつき方」になったと
飼い主様も楽しそうに話してくれました。
大型犬はやはり「お腹のエコー検査が大事だな」と思わせてくれる例でした。