チワワ 男の子 6歳 去勢済

犬症例ケース1

飼い主様曰く「うちの子は至って健康」とのことでした。

 

血液検査により、ALPが高いことが分かりました。

ALPは、肝臓・胆のう・副腎などに異常があると高くなります。

追加検査でエコー検査を行ったところ、胆泥症が原因であると分かりました。

 

胆泥症は症状がでることが少なく、

長年放置すると胆のう粘液のう腫に進行してしまうことがあり、

これも放置すると最悪の場合、胆のうが破裂してしまいます。

その結果、腹膜炎を起こし救命することが非常に困難になってしまいます。

 

重度胆泥症だったため、

すぐに利胆剤の投与満腹感サポートスペシャルを食べ始めることで、

徐々にですが胆泥が減り始め、

現在は軽度胆泥症の状態を維持出来ています。

 

「至って健康」であっても、

やはり健康診断は重要であると思わせてくれる例でした。

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健康診断結果 犬症例ケース1イメージ画像